コロナの融資は、日本政策金融公庫、商工中金、その他信用保証協会を使って金融機関などに申し込むことができます。
融資の要件はそれぞれですが、大半の制度では、直近の1か月間の売上が、
前年同月の売上と比較して、〇%減っているということが要件になっています。
例えば、令和2年3月の売上高と、平成31年3月の売上高を比較することになります。
公庫の場合、提出時にはエビデンスの添付は求められていませんが、各売上を記載する書類があります。
使う制度によっては、証明するものの提示が必要な場合があります。
よって、前年同月の売上がいくらだったのか?を示せるようにしなければなりません。
試算表を毎月キチント作っていれば、会計システムからサササッとプリントアウトすればよく、
さしたる手間はかかりません。
困るのは、試算表を毎月作っていない場合や、個人事業主の白色で
そもそも試算表自体作ったことが無いと言う場合です。
こういう場合には、どうしたらいいのでしょうか。
当年の売上が分からない場合、ご自身が出した請求書やレジペーパー、
ネットレジの場合はレジデータから、売上を集計します。
元データや請求書も、要望があった時には提出できるようにしておきます。
次に、白色などで試算表を作っていない場合で、前年がどうだったか分からない場合です。
これも作業としては同じです。前年の該当月の請求書やレジペーパー等から売上を集計します。
恐らく大半の制度では、直近2期分(若しくは2年分)の確定申告書と決算書(個人の場合は、
青色決算or収支内訳書)の提出を求められます。
会社組織の場合、大半は顧問税理士に依頼をされていると思いますので、お手元に申告書がなくても、
税理士にコピーをお願いすれば事なきを得ます。
(でも、必ず申告後に一式を渡されているはずなので、こういったお願いが度重なると、
事務作業が増えるので、顧問税理士から嫌われますので、ご注意を)
個人の方で、税理士にはお願いをしていなくて、ご自身で確定申告をしている場合は、
写しを保管している先は、税務署しかありません。
電子申告の場合は、作成したPCにデータが残っていることもあるかと思いますが、見当たらない場合や、
書面提出している場合は、税務署に申告書の写しを閲覧に行くことになります。
閲覧を希望する際には、ご自身の申告書が閲覧できる状態であるのか、事前に税務署に確認をします。
ちなみに、先日相談に見えた方でこの状況の方が、某税務署に電話をし、前年分について閲覧希望をしたところ、
未整理で1か月しないと無理と言われたそうです。
こういった場合どうしたらいいのか?? その他書類が指定されている形で完全なものが
揃わない場合どうしたらいいのか??などお困りがございましたら、当事務所にお声がけ下さい。
知恵を絞れば、ナントカ出来る場合がございます。