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複数の金融機関とつきあいましょう!

10月に入り、創業融資を前以上に受けるようになりました。
創業の借入を希望される方とお話をしていると、取引をする金融機関は1行でないとダメなんだ!
と思っている様子の方が結構いらっしゃいます。

 
それは間違いです!
複数の金融機関とつきあうことをお勧めします。

 
例えば、現状付き合いのある金融機関で、支店長が代わり、融資方針が変わる事もあります。
以前のように快く何事もなく借入が出来ると思いきや、難しいです・・と言われてしまった
と言うこともあり得ます。

 

こんな時に、複数の金融機関とお付き合いがあれば、1行から嫌だよーと言われても、
他行に依頼をしてみることが可能です。
ですが、1行しか取引がなければ、まず新しい金融機関を探して、根ほり葉ほり聞かれて・・
ゼロから信頼関係を築いていかなくてはいけないのです。

ある程度差し迫って資金が必要な時には、そんな悠長なことをしている時間がない場合も
ありますよね。

 

なので、早い段階から、複数の金融機関との付き合いをしておくとよいのです。

 

新しい金融機関とつきあうときは、「預金取引」から始めよう!

まずは、最初に正しいアプローチを行うことが必須です。

 

取引のない金融機関でいきなり「お金を貸して欲しい」と言っても、大抵は相手にしてもらえません。

 

なぜなら資金繰りに困った経営者が最初に融資を依頼するのは、通常、すでに取引のある
金融機関(メインバンク)のはずだからです。

 

初めて会う企業から融資を申し込まれた金融機関は、「おかしい」「何か相当な事情があるな」
と疑います。
金融機関側からすれば、メインバンクに頼めないほど資金繰りに困っている中小企業に融資をしても、
焦げ付く可能性が高いと考えるからです。

 

なので・・・
「メインバンクに断られたから、さては、うちに来たんだな・・
メインバンクには、断るだけの理由があったのだろうし、
ここで、ウチがあえて火中の栗を拾う必要はないよね。」

 

こう考えた金融機関は、次のように言って断ります。
「まず、預金取引を始めていただき、しばらく取引状況を拝見してから、
融資を検討させていただきます。すぐには、融資はできません」

 

ここで必要なのが、「正しいアプローチ」。
実は、正しいアプローチなるものがあるんです。

 

「今すぐは必要ありませんが、将来的に融資をしてもらえるようになればと考えています。
まず、預金口座などを作らせて頂いて、弊社の実状を見極めていただいた上で、
将来的に融資を検討していただくことは、可能でしょうか?」

 

(たとえば消費税支払のための)定期積金などの預金取引なら、新しい金融機関も喜んで応じてくれます。
また、将来のことについて可能かどうかを訊かれて、ダメです、不可能ですと答える金融機関は、ありません。

 

まずは、預金取引をきっかけに、少しずつ信頼を積み重ねていきましょう。
 

定期的に会うことで、貸してもらえるようにしていこう!

新しい金融機関とのおつきあいの第2段階は、信頼してもらえるように、正しいつきあいを継続することです。

 

最初に正しいアプローチをすれば、担当者をつけてもらえます。
しかし普通につきあっているだけでは、関係性はほとんど深まりません。
できるだけ早く融資をしてもらえるようにするために、信頼関係を深めるためのつきあい方
と言うものが必要になります。

有効なのは事業計画書の提出と、その事業計画の進捗状況の定期的な報告です。

 

金融機関に事業計画書を提出する中小企業は少なく、それだけで「この会社はしっかりした会社だ」
と思ってくれます。
さらにその進捗状況の報告まで行う会社は、中小・零細企業ではほとんどありません。
事業計画書を提出することで、金融機関はその会社の事業内容を詳しく知ることができ、
進捗状況を月1回程度、定期的に聞くことができれば、その会社の活動状況を把握することができます。

 

それだけで、金融機関から信頼するに値する会社だ!と、思ってもらいやすくなるのです。

 

当事務所では、毎月の監査が終わった後に、信用金庫に試算表と売掛や買掛増減について、
会計システムがAI機能から出したコメントを添えて、電子で送るモニタリングサービスを行っております。
こんな機能を使うと、さらに金融機関との関係性も深まりますね。