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金融機関のあらかん

2020年11月19日

タイトルをご覧になって、定年間近の銀行員のことか??と思った方も
いらっしゃるかもしれません。

この「あらかん」というのは、アラーム管理の略称で、 支払能力にウエートをおいた
財務分析システムにより、倒産予知を行うシステム
を指しています。

このあらかん、直近3期分の決算書を入力すると、 総合得点表・評価指標・評価基礎データ・
評価コメント等の分析表を抽出すると言う優れものです。

総合得点が40点以下の先に「倒産懸念あり」の アラームを鳴らし、注意するようになっています。

あらかんの評価項目は?

評価項目は下記の通りで、100点満点です。

1.立替期間(10点)
2.借入金対月商比(10点)
3.借入金変化不健全度(10点)
4.営業用資産回転率(10点)
5.経常収支比率(10点)
6.不一致係数(10点)
7.粉飾係数(10点)
8.支払余力度(30点)


各項目に異常値のマークがついた場合は、金融機関は、その原因や問題点を
調査することになりますので、 担当者から決算書登録が終わった後、
詳しく聞かれるケースは多いと思います。

このシステムを使えば、決算操作については、経常損益額と経常収支額の差額、 科目の回転期間の比較、
資金繰り表との整合性チック等で ある程度の把握は出来ます。


決算書が出来次第、銀行から要求される前に、直接銀行に訪問して、
決算内容が良い悪いに関わらず(悪い場合は気は進まないですが・・・)
なぜそのような数字になったかという原因、今後のどの様に対応するのかといった方針や
考えを、ご自身の言葉で説明することは、とても重要
です。

良い条件で、気分よくお金を融通してもらうためには、まず自社から情報を
開示していきましょう。