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新しい投資計画書を示し、新規融資打診したが、アッサリ断られた・・・

2019年11月16日

先日ご相談にお見えになった方から、「新しい投資計画書を示しながら新規の融資を打診したが、
計画書の内容を確認するまでもなく、銀行担当者から『融資は難しいです。』」と言われてしまいました。

精魂込めて作り上げた投資計画書を確認してもらえない段階で、
アッサリ融資を断られたことに、納得がいかない様子の相談者様でした・・・

金融機関は、新規の融資を検討する時、創業融資でなければ、まず直近の決算書
(及び試算表)を確認します。
この決算書と足元の推移が健全であると判断した時に、新規融資の検討を開始します。
健全でなければ、新規融資の検討自体を行いません。


では、直近の決算書(及び試算表)の確認方法は???

1.直近の決算書から簡易キャッシュフロー(税引き後利益+減価償却費)を確認します。
この簡易キャッシュフローの金額が、現時点の借入総額の10分の1以上であることが最低条件です。

2.債務超過でないことが必要です。


なお、上記1又は2が突出して優良な時、または、提供できる担保がある場合など、上記の限りではありません。
上記はあくまでも簡易的な診断です。
実際には、突っ込んだ財務分析を行います。


よって1と2を満たす時、現時点においては健全である・・と判断されて、
新規融資の検討、投資計画書の確認を始めます。
直近の決算書の確認で融資できないとなれば、当然投資計画書の確認は行いません。
なぜならば、金融機関の側からすると、時間のムダだから・・


上記のご相談の方については、当事務所にて、診断を行った結果、新規融資を受けられる
可能性は極めて低いことがわかりました。
よって、融資を受けられない理由、どうなれば融資を受けられるのかを、ご説明して納得いただきました。