メインバンクがネット銀行は良い?悪い?
2020年7月15日
近年、ネット銀行の口座をもつ企業が増えてきております。
創業したてのスタートアップ企業やECサイトに出店している企業が、
ネット銀行の口座を保有することによっています。
今回は少しコロナ関連から離れて、ネット銀行を法人口座のメインとしていくことの
メリット・デメリットについて、お伝えをしていきます。
ネット銀行口座の最大のメリットは!!
一口で言いますと、
「スピード」と「コストが安い」ことです。
ネット銀行のメリットとしては・・
その1 口座開設がすぐにできること
その2 振込手数料が安いこと
このふたつが大きいですね。
1つめのメリットについては・・
通常、既存の金融機関では普通預金の開設だけで、1-2週間以上の時間がかかります。
マネロンや反社のチェックに時間がかかることが理由にもありますが、
私の感覚では、
法人の新規口座開設に対して前向きでない印象が強いです。
2つめのメリットについては・・
振込手数料も既存の銀行のおよそ半分程度で済み、コスト面でのメリットも大きいでしょう。
さらにネット銀行に対するアレルギーも世間的に無くなってきており、
認知度が高まったことも要因にあると思います。
特に、これから起業される方には使い勝手はいいのではないでしょうか。
楽天銀行ではメガバンクの口座からネット銀行にシフトさせる動きが、
ここ数年顕著になってきており、住信SBIネット銀行も法人口座が3年間で、
3倍にまで拡大してきていると聞いています。
メインバンクをネット銀行にすることが正しいのか?
金融機関別のシェアでみてみると、ネット銀行は全体の0.11%ほどのシェアの模様で、
全体からすれば、まだまだネット銀行の口座をもっている企業は、少数派です。
しかし、ネット銀行では「オンライン融資」を手掛けるところもあり、小口かつ短期間の資金調達には、
ネット銀行が便利になっていることも、近年の利用者増加の理由にあります。
とは言うものの、ネット銀行の融資では、最大金額が小さい(銀行によって異なるが上限10,000千円ぐらいのイメージ)
ことや、金利も決して低くはないことから、
数年してくると、必ずネット銀行以外の金融機関の力が必要になります。
なので、創業ステージから3年ほどを経過した企業では、近くの地銀、信金の口座開設は
必須になります。
また、口座のなかで商売のお金の動き(売上回収や支払)をさせていく必要があることから、
ネット銀行口座との棲み分けを考えていく必要があるでしょう。
ネット銀行や既存の金融機関にどちらかに全てを集めるのではなく、役割に応じた
口座の使い方も考えていくことが、成長ステージにおいて必要になります。
「オンライン融資」では数千万~億単位の融資には乗り出さないと言われており、
あくまで「小口・短期」に特化していくはずです。
それぞれの金融機関や口座の特徴を考えたうえで、バランスよく利用されることをお勧めします。
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