いざに備えて手元資金を潤沢にしよう!
2021年5月15日
融資の話は断らずに、前向きに!
近頃のご相談では、 「金融機関からコロナ対策融資がまだある、と言われたのだけど、
借入がもっと増えてしまうとなると、なんだか不安・・ どうしたらいいのでしょうか?」
というものがあります。
借りたお金は返すお金、と思うと、当然もしも返せなかったら・・と不安になりますね。
借入はあくまで、借りているので、貰ったわけではありません。
ですが、
融資は本当に困ってからでは出ません。
金融機関からは、雨が降ってから差し出される傘はありません。
また、このコロナ禍では、下記のようなことも耳にします。
取引先の状況もあるので、備えは万全に!
「取引先が廃業するとの連絡があった・・」
「取引先が民事再生を申請し、貸倒が発生する見込みだ・・」
「売掛金の長期分割支払いの依頼があった・・」
上記は自社の売上・仕入・経費による資金繰りの問題ではなく、
取引先の状況悪化による回収の遅れや回収不能の発生です。
コロナ発生の昨年2020年中の倒産は、劇的には増えませんでした。
それは、各種コロナ対策が ある程度の抑えになっていたと言えます。
また、だれしも緊急事態宣言が通常の状態・・とは、2020年の春には考えていなかったはずです。
人の移動の抑制が1年を超えて、飲食業・観光業を中心に、徐々に事業の継続をあきらめる会社が出始めています。
コロナ禍の企業経営に対する影響は 残念ながらこれからが本番となりそうです。
ということは、売掛回収に対するリスクが、非常に上がっています。
現預金は、これまで以上の余裕を持つことが必要となります。
そのため、借りられる時に借りられるだけ借りて、 現預金を潤沢にしておくのが賢明です。
別の発想!
借入が増えれば、支払金利と返済負担が増えるのは確かですが、
支払金利はもはや保険料のようなもの、
と割り切ると言う考え方があります。
返済負担が増える点については、 「もし、結果的に使わなかったお金ならば、口座に残ったまま」
なのですから、問題ないはずです。
何らかの拍子で使ってしまうことが心配ならば、 別の口座に移しておけばよいのです。
何よりも、肝心な時に回収がなくなれば、資金ショートして動けなくなります。
融資が喉の奥から欲しいよ!という切羽詰まった状況の時には、出ないことを理解しておく必要がありますね。
現預金の備えは可能な限り厚くして、不測の事態に備えておきましょう。
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